Presenter


目黒区都市整備部みどりと公園課 坂本 杏子 氏

2011年目黒区に入庁。造園技術職としてこれまで、民有地の緑化の推進や公園での住民ボランティア活動支援、指定管理者による公園施設の管理運営、公園等の計画や目黒のサクラ保全事業などの業務に従事。みどりと公園課は目黒区行政として「みどりの基本計画」及び「生物多様性地域戦略」を推進し、公園等の管理やみどりの普及啓発等を行っている。


環境カウンセラー市民部門・元目黒区川の資料館解説員 新津 紅 氏

東京都高尾ビジターセンター(1998年~2013年)、目黒区川の資料館(2002年~2012年)にて解説員として勤務しながら、都市河川、土地利用、上下水道、行財政について関心をもつようになり、独自に研究を続けている。2015年から自然教室Red-Geo主宰。女性のための地図読み教室、高尾山や群馬県吾妻渓谷の自然ガイドを行なっている。


慶應義塾大学・日吉丸の会 代表 小宮 繁 氏

慶應義塾大学理工学部専任講師。専門は20世紀イギリス文学。自然保護にも関心があり、最近の訳書に、従来の自然保護思想に見直しを迫る、エマ・マリス『自然という幻想』(共訳・草思社)。実践面で、2009年、岸由二の流域思考に基づいて、慶應大学日吉キャンパスで、雑木林の再生と水循環の回復を目指す「日吉丸の会」の活動に参加、2011年から代表を務めている。2014年に、東急電鉄「みどリンク」による支援を受けて以来、「流域連携」の一環として、キャンパスと地元の街とを繋ぐ活動にも力を入れている。


日本テトラパック株式会社 サーキュラーエコノミーマネージャー 金井 路也 氏

2004年日本テトラパック株式会社に入社、環境本部に配属。2009年スウェーデン本部の環境部LCAチームに所属。現在は、サーキュラーエコノミーマネージャーとして、テトラパックの環境戦略立案及び環境施策の実行。全国牛乳容器環境協議会、紙製容器包装リサイクル促進協議会、印刷工業会液体カートン部会など業界団体の委員を兼務。今年度より、特定非営利活動法人 日本森林管理協会(FSCジャパン)の理事を兼務。
*FSC®(森林管理協議会: Forest Stewardship Council®): 世界の責任ある森林管理を推進する独立した非政府、非営利組織。正式和訳名称は『森林管理協議会』


大田区 都市基盤整備部 都市基盤管理課 粕谷 絵美子 氏

大学及び大学院で緑地学を学び、「みどり」と「ひと」に関わる仕事がしたいと思い公務員をめざし、大田区に入庁。大森まちなみ維持課(現・地域基盤整備第一課)にて、公園の維持管理に携わる。その後、都市基盤管理課にて、公園計画・公園維持、緑の基本計画、環境基本計画の事業計画等に携わる。


東京工業大学 環境・社会理工学院 地球環境共創コース 教授 神田 学 氏

新潟県出身。ドイツ・フライブルグ大学気象学科の客員を務めた経験もある。研究テーマは「都市気象と植生の効果」。土木学会水工学論文賞、水文水資源学会学術賞など受賞歴多数。
「温暖化」には地球温暖化と都市温暖化のふたつがあり原因も対策も違う。神田研究室では「都市の大気環境問題」を研究している。スパコンによる都市気象予測技術、世界唯一の屋外都市実験施設、先進的な環境計測技術を通じて、ヒートアイランド、熱中症、ゲリラ豪雨、大気汚染などの都市特有の気象を汎用的手法によって取り組んでいる。